宮本浩次のもどかしさ
朝起きたら、頭の中に宮本浩次がいた。
昨日ラジオでスカパラと宮本浩次のコラボの曲が流れたからだろう。
曲は忘れたが曲名はカッコよかった、明日以外燃やしてしまえ、だったか、これ、明日派、と今日派、今派がいるよなぁと、まぁそれは置いといて。
この前は椎名林檎氏とのコラボも聞いた。
これは歌も名前も忘れた。
どちらのコラボも、エレカシのファンとしては嬉しかった。が、うーむ、なんか、合ってない、て思った。
甲本ヒロトや奥田民生がスカパラでやるのとは違う。浮いてる感。
色々な理由は思いつく。
ヒロト氏は素の状態でステージに上がってしまえばロックンローラー甲本ヒロトという役者になるので合わせられる。
そういう点では宮本浩次は真面目過ぎる。
合わせようとしてるのが何か見えてしまい余計変な感じになってる。
そこがまた微笑ましい(年下からおこがましいが)
あと、スカパラ、椎名林檎、ヒロト、奥田民生、(敬略)辺りの人はパンクや80s好き繫がりだが、宮本氏は違う。
そういうのも関係あるかもしれない。
矢沢永吉や長渕剛とかのカリスマでもなく、ヒロトや奥田民生のように柔軟に広く愛される事もできない。(充分有名ですが)
そのもどかしさをエレファントカシマシのファンは愛している部分もあるのだろうか。
もうすぐ40になる独身、底辺男の自分に最近悲観してるが、去年の紅白歌合戦前に彼が50歳で夢の1つが叶ったとの言葉を思い出した。
私は、彼の作った、彼の歌う曲を、久々聴いてみよう。
皆に愛されたいと思いながらも、マイナーなコード進行で屈折した作品とたまに分かり安く作ったもの。どちらも好きだ。
明日は、ではなく、今から。